もうすぐでここでの生活1ヶ月だというのにPC立ち上げると癖でIEを起動させます。鬱、未だになおりません。いい加減諦めろ俺。まぁPC起動時以外は基本ラノベなので今日はラノベの感想など

スプライトシュピーゲル/オイレンシュピーゲル

沖方丁

 ラノベにアニメにゲームにと多方面で頑張ってる方らしいけど例によって知りません。wikiで調べたら同郷の方らしいがあんま関係ない。

この話はどちらもオーストリアの治安維持組織にいる三人娘がテロと戦う話、ジャンルはSFですかね、この二つの作品は組織自体は別々ですが、同じ時代の同じ世界の同じ都市を舞台にしているためよく両作品がクロスオーバーします。とくに二巻は同じ事件を別々の組織の視点で書いた作品になってるらしい。

それ以上に特徴的なのが文章の書き方で「/」や「+」や「=」などが多用されてます。数学的記述が多いわけではありません。

少女A=地声から無線通信へ――半眼/手が腰に。

のような書き方がされてます。記号は意味を捕らえず流しながら読むのが重要。そんなわけでなれるまで少し時間は掛かるかもしれません。しかしこの書き方は独特スピード感があって戦闘シーンなどでは意外と生きたりします。

個人的には世界情勢とかもしっかり設定されてそうでイイ。日本は形骸化して文化を他国に委託してるらしい。

しかし1番の魅力は両作品のクロスオーバーなわけで、2つの視点で物語が見えるわけです。別の視点から見れば違う印象も楽しめるってわけです。それにオイレンから読んだ場合とスプライトから読んだ場合と印象も違うでしょう。なんていうかある作品に自分の知ってる別の作品のキャラが特に説明もなく出て来るとおもわずニヤってなります、つねにそんなのが楽しめる作品。

しかしこの手法はずるいよな。つられて結局二冊買ってからじゃ遅いですが

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